漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
アトピー性皮膚炎で体全体が紅くなり痒みが酷くなる為、漢方薬で何とかしていきたいと来店されました。
ステロイドを4日に1回の頻度で塗るようにしているそうで、ジュクつきは無いが赤み・かさつきが酷いです。特に口の周りが乾燥します。頭皮からのフケもとても多くなっているとのこと。
また、体が疲れやすくめまいを起こしやすいそうです。胃腸も弱く胃もたれしやすいのですが、甘い物・脂っこいものを摂ることが多いそうです。
20歳男性
中国医学的には『気血両虚』・『血熱旺盛』・『食積腑実』の状態と考えられます。その為、体に溜まっている『熱』をとってくれる漢方・消化吸収を改善していく漢方・体力や『血』を補っていく漢方をお渡ししました。
2週間ほどで体の疲れがかなり良くなられ、ふらつきや眩暈は無くなったそうです。
1か月ほどして体の炎症・赤み・痒みが良くなり体調もいいそうです。胃腸の調子も良い様です。
中国医学では胃腸に老廃物が溜まらないようになってくると皮膚の炎症も良くなってきます。
アトピー性皮膚炎ではステロイドを塗って一時的に炎症を抑える方法もありますが、慢性的にステロイドを使う事で、皮膚が弱くなったり効かなくなってくる事があると思います。
この場合は体の中から綺麗にしていく事で皮膚も綺麗になってきます。また、同時に皮膚だけでなく体の内側からも漢方が作用する為、眩暈・ふらつき・慢性の疲れなども改善される方が多くいらっしゃいます。
色々試してうまくいかない方は是非、ご相談下さいね。
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